砂糖はどの年代にも人気の調味料です。
今回は、砂糖を1大さじ正確に計る方法をご紹介します。
レシピには正確な分量が記載されていますが、砂糖を計るのは決して難しくありません。
大さじを使わない方にも、簡単な代替方法を紹介しますので、砂糖1大さじが何グラムかこの機会に覚えておきましょう。
砂糖1大さじは何グラム?
日本でよく使われる上白糖の場合、1大さじは約9グラムです。
砂糖の種類によっては、大さじ1の重さが異なることもあります。
例えば、お菓子作りによく使われるグラニュー糖は、1大さじで約12グラムになります。
これはグラニュー糖が細かい粒であるため、同じ体積でも重さが増します。
一方、三温糖は上白糖と同じく、1大さじ9グラムです。
これは三温糖が上白糖の製造過程で得られる糖液を煮詰めて作るためです。
黒糖も同様に、1大さじで9グラムと計算されます。
砂糖の正確な計量方法
砂糖を正確に計量する方法はとても簡単です。
計量用の大さじと平らにするためのヘラを準備しましょう。
計量する前に砂糖が固まっていたら、容器の中でほぐすと良いでしょう。
砂糖が固まると正しい分量を計ることができず、料理の味が均一にならないこともあります。
また、固まった砂糖があると加熱時にその部分だけが焦げる可能性がありますので、注意が必要です。
大さじは使用後には必ず洗い、水気をしっかり拭き取ることが大切です。
見た目が清潔でも、調味料の微細な粒子が残っていると、次に計る材料の量に影響することがあります。
大さじ1杯
砂糖を大さじ1杯計る方法は、砂糖を軽く山盛りにして、固まりがないか確認した後、スプーンの柄やヘラで表面を平らにします。
大さじ1/2杯
砂糖を大さじ1/2杯計るには、まず大さじで山盛りにし、平らにした後、平らにした砂糖の半分を切り取って除きます。
こぼれてもいいように、大きめの容器を用意するかキッチンペーパーを敷くと安心です。
大さじがないときの砂糖の測り方
大さじが手元にない場合の砂糖の測り方を紹介します。
外出先やキャンプ中など、計量スプーンがない状況でも大さじの代用が可能です。
他の調味料で大さじを使い、すぐに洗えない場合もありますが、いくつか代用できる方法があります。
微細な差は出るかもしれませんが、味に大きな影響はありませんので安心して使えます。
小さじ
小さじで測る方法です。
小さじは大さじの1/3の量なので、小さじ3杯で大さじ1杯と等しくなります。
コーヒーや紅茶に添えられるスティックシュガーが1つ3グラムで、これが小さじ1杯分に相当します。
小さじで計量する際も、山盛りにしてから表面を平らにする必要があります。
カレースプーン
カレースプーンで測る方法です。
カレースプーン1杯は大さじ1杯とほぼ同じ量です。
カレースプーンの形状によって異なりますが、丸みを帯びたものが大さじに最も近いです。
これを使うと、目分量での不安を減らせます。
ティースプーン
ティースプーンで測る方法です。
ティースプーン1杯は小さじと同じ量です。
そのため、ティースプーンを3杯使用すると大さじ1杯の量に相当します。
ペットボトルのふた
ペットボトルのふたで測る方法です。
ペットボトルのふた1つは大さじ1/2杯とほぼ同じ量です。
したがって、2つで大さじ1杯と等しくなります。
ペットボトルのふたはどの商品でもほぼ同じサイズですが、使い捨てが推奨されます。
大さじ1杯の砂糖カロリー
大さじ一杯の砂糖が持つカロリーは以下のように異なります。
- 上白糖は35キロカロリー
- グラニュー糖は46キロカロリー
- 三温糖は34キロカロリー
- 黒糖は32キロカロリー
砂糖の種類によってカロリーに違いがあります。
純度が高いグラニュー糖は、他の砂糖に比べてカロリーが多めです。
カロリーを気にされる方には、カロリー90%カットの人工甘味料がおすすめです。
これらはアスパルテームなどのアミノ酸から作られており、砂糖に非常に近い味わいで、冷たい飲み物にも溶けやすいのが特徴です。
ただし、砂糖と同じ甘さを得るには量を約3分の1に抑える必要があります。
まとめ
大さじ1杯分の砂糖のカロリーには違いがあり、上白糖は35キロカロリー、グラニュー糖は46キロカロリー、三温糖は34キロカロリー、黒糖は32キロカロリーとなっています。
グラニュー糖は他の砂糖より純度が高く、カロリーが多めです。
カロリーを気にする方には、カロリーを90%削減できるアスパルテームなどの人工甘味料がおすすめです。
これらは砂糖と似た味わいで、特に冷たい飲み物に溶けやすいのが特徴ですが、砂糖の約3分の1の量で同じ甘さが得られます。