いよいよ夏本番、調布の夜空を鮮やかに彩る一大イベント「調布花火大会2025」が目前に迫っています!
打ち上げられる花火の美しさや迫力はもちろん、音楽との融合などエンターテインメント性の高さでも人気を集め、毎年多くの来場者でにぎわいます。
ただその一方で、「人混みはちょっと苦手…」
「子連れでゆったり楽しみたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方々におすすめしたいのが、混雑を避けながらも花火をしっかりと楽しめる“穴場スポット”です。
この記事では、地元の人たちがこっそりと教えてくれた、とっておきの観覧ポイントを7か所ピックアップしました。
どの場所もアクセスのしやすさや見晴らしの良さが魅力で、カップルでロマンチックなひとときを過ごしたい方、家族みんなでピクニック気分を味わいたい方など、さまざまなニーズに対応できるスポットばかりです。
今年の調布花火大会は、穴場で快適に、そして思い出深く楽しみましょう。
調布花火大会2025の基本情報
2025年の「第40回調布花火大会」について、公式な発表はまだされていませんが、例年通り9月中旬の土曜日に開催される可能性が高いと予想されます。(※2025年4月時点の最新情報)
2024年は9月21日(土)に開催され、約1万発の花火が調布の夜空を彩りました。
音楽と連動した「ハナビリュージョン」や匠の技による「大玉50連発」などが見どころとなり、多くの来場者でにぎわいました。
今後の詳細は、調布市の公式ウェブサイトや「市報ちょうふ」、公式LINEアカウントなどで発表される予定です。
観覧を計画している方は、こまめに情報をチェックしておくと安心です。
参考までに、過去には布田会場、京王多摩川会場、電通大グラウンド会場などで有料席も設けられ、テーブル席やシート席など多彩な観覧スタイルが用意されていました。
昭和8年に始まった調布花火大会は、90年以上の歴史を誇る由緒あるイベントです。
その長い歴史の中で、さまざまな進化を遂げてきました。
特に近年注目を集めているのが、音楽と連動して打ち上がる「ハナビリュージョン」と呼ばれる演出。
視覚だけでなく聴覚も刺激するこのプログラムは、観客にこれまでとは一味違う感動を提供し、まるで花火が踊っているかのような幻想的な雰囲気を生み出します。
2024年の大会でも、このハナビリュージョンを中心に、1万発以上の迫力ある花火が調布の夜空を彩ります。
色彩やタイミングにこだわった演出が盛り込まれ、見ごたえ十分なプログラムが予定されていますので、ぜひご期待ください。
穴場スポット①:稲田堤駅周辺の多摩川河川敷
川崎市側に位置するこのエリアは、花火大会の打ち上げ場所からほど近いにもかかわらず、混雑を避けやすい貴重なスポットの一つです。
多摩川河川敷には広々とした空間が広がっており、シートを広げてのびのびと観覧できるのが魅力です。
特に有料席が設けられている調布市側とは異なり、川崎市側では無料で楽しめるため、コストをかけずに迫力ある花火を楽しみたい方にとって理想的な場所です。
打ち上げ場所が目の前に広がるため、視界を遮るものもなく、臨場感あふれる花火を全身で感じることができます。
また、早めに訪れて好きな場所を確保すれば、ピクニック感覚でゆったりとした時間を過ごせるのもこのスポットならではの魅力です。
家族連れにもおすすめで、小さなお子さん連れでも安心して観覧できる環境が整っています。
穴場スポット②:上布田公園・下布田公園
どちらも落ち着いた雰囲気が漂っており、特にお子さま連れのご家族に人気のスポットです。
上布田公園は人通りが少なく静かに過ごせるため、騒がしい場所が苦手な方にぴったり。
一方、下布田公園は広々としており、開放感のある見晴らしの良さが魅力で、空高く打ち上がる花火を見逃すことなく楽しめます。
公園内にはベンチや遊具もあり、待ち時間に子どもたちが退屈せずに過ごせるのもポイント。
また、飲み物やおやつを持ち込んでのんびりと花火を待つ時間も、夏の思い出の一つになりそうです。
※なお、川崎市側にも同名の公園が存在しますので、訪問の際には所在地をしっかり確認してくださいね。
穴場スポット③:稲田公園
広い芝生が特徴の稲田公園は、のびのびとくつろぎながら花火を楽しめる、地元の人々に長年親しまれている観賞スポットです。
芝生エリアが広いため、レジャーシートや簡易チェアを持参して、ピクニック気分で花火の時間を待つことができます。
また、公園内には木陰も多く、日中の暑さを避けて休憩できるスペースが点在しているため、小さなお子さん連れのファミリー層にもおすすめです。
トイレや自販機などの設備も整っており、安心して長時間滞在できます。
最寄り駅からのアクセスも良好で、徒歩圏内に位置しているため、移動が不便に感じることも少ないでしょう。
花火観覧における「アクセスの良さ」と「快適な観覧環境」のバランスが絶妙な点も、稲田公園が人気を集める理由の一つです。
穴場スポット④:みはらし緑地
稲城市の高台に位置しており、名前のとおり視界を遮るものが少なく、開放感のある眺望が楽しめます。
夕暮れ時には美しい街並みの夜景も加わり、そこに花火が重なることで、幻想的なロマンチック空間が広がります。
大会会場からはやや離れており、距離にしておよそ9kmほどありますが、その分混雑は少なめで、静かにゆったりと観覧したい方にはぴったりの場所です。
特にデートや友人との特別な時間を過ごすスポットとしておすすめで、落ち着いた雰囲気の中で花火を楽しむことができます。
周辺にはベンチもあり、軽食を持参してのんびり過ごすのも◎。
アクセスはバスや徒歩で少し時間がかかりますが、それを上回る価値のある隠れた名所です。
穴場スポット⑤:稲田少年野球場周辺
稲田公園のすぐ隣に位置するこの野球場エリアも、地域の人々に愛されている定番の観覧スポットです。
野球場自体は花火大会当日に閉鎖されていることが多いものの、周囲の広いスペースが活用できるため、グループでの花火鑑賞にも適しています。
芝生や舗装されたエリアもあり、敷物を敷いてゆったりと腰を下ろしながら、空に広がる花火を堪能できます。
打ち上げ場所からの距離もちょうどよく、迫力のある花火を落ち着いた環境で観覧したいという方にぴったり。
また、アクセスも良好で、最寄り駅からの移動もスムーズ。
場所取りの際は、少し早めに到着しておくのがおすすめです。
穴場スポット⑥:ユニディ狛江店(屋上・駐車場)
調布市内にあるホームセンター「ユニディ狛江店」は、花火大会の会場から約2.7kmの距離にありながらも、屋上や駐車場からしっかりと花火を眺めることができる絶好のスポットです。
買い物ついでに立ち寄れる手軽さと、混雑を避けられる気軽さが魅力で、地元の人からも人気があります。
例年、花火大会の日には屋上を無料で一般開放してくれることがあり、レジャーシートや椅子を持ち込めば、のんびりと花火を鑑賞することが可能です。
また、駐車場も利用できるため車でのアクセスも便利。ただし、昨年は外壁工事の影響で屋上開放が中止されたため、今年の開放状況については事前に公式ホームページで確認してから訪れることをおすすめします。
ショッピングセンターならではのトイレや飲食施設も整っており、快適な環境で花火を楽しみたい方にはぴったりの穴場です。
穴場スポット⑦:イトーヨーカドー国領店(屋上)
調布市の国領エリアにあるイトーヨーカドー国領店も、花火観覧におすすめのスポットです。
会場からは約2kmほどの距離があるため、打ち上げの音はやや遅れて届きますが、そのぶん混雑を避けて落ち着いて花火を楽しむことができます。
この店舗では花火大会当日に屋上を無料開放しており、地元の人たちの間ではすでに人気の観覧スポットとして知られています。
屋上からは周囲を見渡せる見晴らしの良い眺望が広がっており、迫力ある花火の数々を堪能するには十分な環境です。
また、店内にはフードコートやお手洗い、休憩スペースが完備されているため、小さなお子さん連れの家族や高齢者にも安心。
車での来場にも対応できる駐車場が整備されており、アクセス面でも申し分ありません。
まとめ
調布花火大会2025は混雑を避けて、心地よく鑑賞したいなら、メイン会場から少し離れた“穴場スポット”が狙い目です。
以下のように、それぞれ異なる特徴と魅力を持ったスポットがあります。
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稲田堤駅近くの河川敷:迫力とアクセスの良さを両立したスポット。
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上布田公園・下布田公園:静けさを楽しみながら家族でのんびり過ごせる公園。
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稲田公園:芝生が広がり、レジャーシートでゆったりと観覧可能。
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みはらし緑地:夜景とともに楽しめる、隠れたロマンチックスポット。
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稲田少年野球場周辺:グループでのんびり楽しむにはぴったりな広さ。
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ユニディ狛江店:買い物ついでに花火鑑賞ができ、設備面も安心。
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イトーヨーカドー国領店:無料開放の屋上から快適に観覧できる人気スポット。
どの場所もそれぞれに魅力があり、家族連れ・カップル・友人同士など、シチュエーションに合わせた選び方ができます。
混雑を避けつつ、夏の夜をゆったり過ごしたいという方にはぴったり。
ぜひ当日は早めに現地へ足を運び、場所を確保して、心に残る花火の夜を満喫してくださいね。