「推しの写真をいつも持ち歩きたい」「子どもの描いた絵を形に残したい」そんな想いを叶えてくれるのが、100均で手に入るフォトキーホルダーです。
実はこれ、ちょっと工夫するだけで世界に一つだけの“音楽が聴けるキーホルダー”にもアレンジできるって知っていましたか？
写真とSpotifyコードを組み合わせれば、思い出の曲がキーホルダーから再生できるという新しい楽しみ方も。
しかも必要な材料はすべて100均や無料ツールで揃うから、コストをかけずにオリジナル作品が作れます。
本記事では、スマホとコンビニプリントを活用して、初心者でも簡単にできるキーホルダーの作り方を詳しく紹介。
完成度を高めるデザインのコツや印刷の注意点、人気の作例もあわせて解説します。
あなたも今日から、誰かに自慢したくなるような手作りフォトキーホルダーを始めてみませんか？
100均で作れる！写真入りフォトキーホルダーの魅力とは
100均グッズでどんなフォトキーホルダーが作れる？
100円ショップには、写真を入れて楽しめる透明なフォトキーホルダーが種類豊富に揃っています。
定番の長方形タイプはもちろん、ハートや星型、動物モチーフなど、形に個性があるものまでバリエーションが豊富です。
さらに、キラキラ素材が封入されているものや、リール付き、LEDライトがついているものなど、実用性とデザイン性を兼ね備えたタイプもあります。
こうしたアイテムは、自分用はもちろん、プレゼントやイベントの記念品としても重宝されます。
お揃いのデザインを作って友達と交換したり、好きなアーティストの写真を入れて持ち歩いたりと、使い方はアイデア次第。子どもの描いたイラストをキーホルダーにすれば、思い出を形に残すこともできます。
写真の印刷は「分割プリント」がおすすめ
キーホルダーに使う写真は、小さなスペースに収まるようサイズを調整する必要があります。
そこで便利なのが、コンビニで利用できる「分割プリント」機能です。L
判サイズの用紙に複数枚の写真をレイアウトできるため、無駄が少なく、複数のデザインを一度に印刷できます。
たとえば、1枚のL判に4分割で印刷すれば、同じデザインを複数作るときにも便利です。
また、背景を白にしたり枠をつけたりと、細かなデザインの調整も可能なため、見栄えの良い仕上がりが期待できます。
100均フォトキーホルダーの作り方を実践！
手作りキーホルダーの全体の流れ
- まず、使いたい画像をスマホの画面からスクリーンショットで保存します。好きなアーティストの写真やペットの写真、思い出の1コマなど、気に入った画像を用意しましょう。
- 次に、Canvaという無料のデザインツールを使って、表面と裏面それぞれの画像を合成します。表面にはメイン画像とSpotifyバーコード、裏面には別のデザインやメッセージを入れるとオリジナリティが出ます。
- デザインが完成したら、画像をスマホやPCに保存し、コンビニのネットプリントサービスを使ってL判サイズで印刷します。L判は一般的な写真サイズで、キーホルダーにちょうどよい大きさです。
- 印刷したL判写真をカッターやハサミでキーホルダーのサイズに合わせて丁寧に切り抜きます。その後、写真を100均のキーホルダーにセットすれば、世界にひとつだけのオリジナルフォトキーホルダーが完成です。
用意する材料と道具
- 100均のフォトキーホルダー
- スマホ
- Canva（無料アプリ）
- ネップリ（ネットプリント）対応のコンビニ
- カッター・カッターマット・定規
作業の流れと注意点
カッターを使う際は、まず安定した作業台の上でカッターマットを敷き、安全な環境を整えてから作業を始めましょう。
刃の向きや力の加減に気を配り、できるだけ一度で切り終えるように心がけると、仕上がりが綺麗になります。
定規を使って直線を確保しながら、手元をしっかり見て作業することで怪我のリスクを減らせます。
また、L判サイズにぴったり収めるためには、印刷前にCanvaなどのデザインソフトで画像のサイズを正確に設定しておくことが重要です。
もしサイズが合っていない場合は、切り抜いた後に中でズレてしまい、見た目が不格好になることもあるため注意しましょう。
時間に余裕を持って、焦らず丁寧に作業するのが成功のコツです。
画像の準備とデザイン作成の手順
①スクショで使う画像を準備しよう
まずは、フォトキーホルダーに使う画像を用意します。
表面には自分のお気に入りの写真を選び、スマホやタブレットでスクリーンショットを撮って保存します。
家族やペット、風景写真など、どんなジャンルの画像でもOKです。
さらに、Spotifyバーコードを組み込みたい場合は、Spotifyアプリや公式サイトで再生したい楽曲を表示し、そこからバーコードを取得してスクリーンショットを撮影します。
このバーコードはキーホルダーの下部に配置することで、スマホでスキャンして音楽を再生できる仕組みになります。
また、裏面に使う画像も別に用意しておきましょう。
裏面には好きな名言や、自作のメッセージ、別の写真を配置することで、さらに個性のあるデザインに仕上がります。
必要があれば、背景をぼかしたり、トリミングしたりして、見た目を整えておくと後の作業がスムーズです。
（おまけ）Spotifyコードから楽曲を再生する方法
Spotifyバーコードは、スマートフォンのカメラでスキャンすることで簡単に楽曲を再生できる便利な機能です。
Spotifyアプリを立ち上げたら、検索画面右上にあるカメラアイコンをタップし、キーホルダーに印刷されたバーコードを読み取るだけで、その場で音楽が再生されます。
インターネット環境さえあれば、誰でも簡単に操作できます。
この機能を利用すれば、単なるキーホルダーが“音楽を贈る”アイテムに早変わり。
友人や恋人、家族へのちょっとしたギフトとして、思い出の曲や元気づけたい気持ちを込めた音楽を届けることができます。
また、自分用にお気に入りの1曲を入れておくことで、いつでも気分を上げたい時にスキャンして再生できる、パーソナルなお守りのような使い方も可能です。
音楽付きのフォトキーホルダーは、見た目の可愛さに加えて“音で伝える”という新しい楽しみ方ができるため、特に若い世代を中心に人気を集めています。
Canvaでキーホルダー画像をデザインしよう
表と裏の画像をそれぞれ合成する
Canvaは無料で使えるオンラインデザインツールで、初心者でも簡単におしゃれな画像を作成できます。
まずはアカウントを作成し、表面用と裏面用、それぞれのキャンバスを用意します。
表面にはメインの写真に加え、Spotifyバーコードをバランスよく配置しましょう。
文字を加えてタイトルやメッセージを入れるのもおすすめです。
裏面にはもう一つの写真や好きな言葉、イラストなどを自由に組み合わせてデザインします。
画像のサイズや位置はドラッグ＆ドロップで直感的に調整でき、豊富なフォントや装飾も使えるため、初心者でもプロっぽい仕上がりが目指せます。
L版写真サイズに合わせて配置するコツ
Canvaで画像を作成する際は、まずキャンバスサイズをL版写真（89×127mm）に設定しましょう。
設定後、その枠内に表と裏の画像を上下または左右に並べることで、1枚の写真として効率的に印刷できます。
配置時は、上下左右に余白を取ることでカットしやすくなり、キーホルダーにセットした際にズレが少なくなります。
ガイドラインや定規ツールを活用して、写真が真っ直ぐ整列するように調整すると、仕上がりの精度が格段にアップします。
さらに、背景を統一したり、枠や影をつけて視覚的なまとまりを持たせることで、より完成度の高いデザインになります。
印刷前にプレビューで確認し、不自然な点がないかチェックするのも忘れずに行いましょう。
画像をプリントしてキーホルダーに仕上げる
L版に印刷してカットする
作成した画像は、コンビニのネップリ（ネットプリント）を利用してL版サイズで印刷します。
L版は一般的な写真サイズであり、キーホルダー用としてもちょうど良いサイズ感です。
印刷の際は、プリント機の設定に合わせて画像の明るさや発色を調整すると、よりきれいに仕上がります。画面で見た印象と実際のプリントで差が出ることがあるため、試し刷りをして確認するのもおすすめです。
印刷が完了したら、画像をカットします。
カッターと定規を使って、まっすぐに丁寧に切り抜きましょう。キーホルダーに収まるサイズに合わせて、余白を残してカットするのがポイントです。
余白があれば、写真が中でずれるのを防ぎ、全体の見た目も整います。
カッターマットを敷いて安全に作業を行うのも忘れずに。
カットした写真をキーホルダーにセット
切り抜いた写真は、透明なフォトキーホルダーの中にセットします。
中身の向きが間違っていないか、表と裏を確認しながら丁寧に挿入してください。
写真がしっかり中央に収まり、ずれないように微調整するのが大切です。
気泡やほこりが入らないように注意しながら、清潔な手で作業すると仕上がりもきれいになります。
仕上げに、キーホルダーのフタやパーツをしっかり閉じて固定します。
きちんと閉まっていないと中の写真が落ちてしまう恐れがあるため、最後の確認も忘れずに。
これで、世界に一つだけのオリジナルキーホルダーが完成します。
作成例と仕上がりのイメージをチェック！
実際に作った例として、アーティストの写真、ペットの写真、友達との思い出写真などを使った作品が人気です。
最近では、子どもの描いたイラストや、家族旅行の思い出、好きなキャラクター画像などを活用する人も増えています。
写真のテーマに合わせて、文字を添えたり色を変えたりすれば、より個性的な仕上がりに。
完成したキーホルダーは、自分らしさを表現できるアイテムとして楽しめるだけでなく、ちょっとしたギフトとしても大変喜ばれます。
まとめ｜100均キーホルダーはアイデア次第で無限大
100均グッズを活用すれば、費用を抑えながらも高いクオリティのオリジナルフォトキーホルダーを簡単に手作りできます。
透明ケースや装飾付きなど、100均ならではの豊富なラインナップを活かすことで、世界に一つだけの個性的なアイテムが完成します。
スマホで撮ったお気に入りの写真を使い、無料デザインツール「Canva」でオリジナルレイアウトを作成することで、自分だけのセンスを活かした作品が仕上がります。
また、Spotifyコードを組み合わせることで、思い出の一曲をいつでも再生できる“音楽が聴けるキーホルダー”にすることも可能です。
誕生日や記念日、推し活、旅行の思い出や卒業の記念など、用途は無限大。
誰かに贈るプレゼントとしても喜ばれる上に、思い出を形に残す手段としても大変おすすめです。
手軽でありながらも満足感の高いハンドメイド体験を、ぜひ100均アイテムで楽しんでみてください。
