「またコードかじってる……」そんな猫ちゃんのいたずらに頭を抱えたことはありませんか?
スマホの充電コードやパソコンの配線など、猫にとってはまるでおもちゃのように見えるこれらのアイテム。
しかし、実は放置するのは非常に危険です。
そこで本記事では、ダイソーやセリアといった100均で手に入るグッズを活用した「猫のコードかじり防止対策」を徹底解説。
手軽に始められるのに効果的な方法を、実際の使用レビューやSNSの実例付きでご紹介します。
記事を読むことで、猫のイタズラを防ぎつつ、お部屋のインテリアを損なわない工夫や、コストを抑えた対策アイテムの選び方もわかります。
大切な猫と安心して暮らすためのヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。
猫のコードかじりを防止するなら100均が使える!

猫がコードをかじってしまうのは、好奇心旺盛な性格の表れであったり、運動不足によるストレスの発散、あるいは退屈しのぎの遊びだったりすることが多いです。
特に柔らかく細いスマホの充電コードなどは、猫にとっておもちゃのように見えるため、ついカミカミしてしまうのです。
しかし、放っておくとリスクもあるため、早めの対策が必要です。
そんなときに心強いのが、手軽に手に入りコストパフォーマンスにも優れた100均の防止グッズです。
ダイソー、セリア、キャンドゥなどの店舗では、猫やペット用ではないものの、コード保護に応用できるさまざまな便利アイテムが揃っています。
実際に使ってみると、意外としっかりしていたり、おしゃれな見た目でインテリアにも馴染むなど、うれしい発見もあるかもしれません。
100均で揃う防止対策グッズとは?
100円ショップには、コードをまとめたり保護したりするための便利なグッズが数多くラインナップされています。
たとえば、コードをぐるぐると巻いて保護できるコードチューブ、壁沿いに配線を固定する配線カバー、自由に長さ調節ができて再利用も可能な面ファスナー式の結束バンドなどがあります。
それぞれのグッズには特徴があり、使用場所や目的に応じて選ぶことで、より効果的なコード対策が可能になります。
実際に買って良かったアイテム3選(+α)
コードチューブ(ダイソー):
長めのコードをまとめて保護でき、見た目もスッキリします。
太さが異なる複数のコードも一本にまとめやすく、ホコリの付着も防げるので清掃面でも便利です。
また、好みに応じてカットもできるため、さまざまな場所に対応できます。
面ファスナータイプの結束バンド(セリア):
好きな長さに切って使えるので、自由度が高く、再利用も可能です。
やわらかくて扱いやすいため、配線の一時固定やペットが触れやすい場所のコード管理にも適しています。
カラー展開もあるので、部屋の雰囲気に合わせて選べるのも魅力です。
コードクリップ(キャンドゥ):
壁に貼り付けるタイプで、浮いたコードを固定するのに便利です。
特にデスク周りやテレビ裏など、コードが見えやすい場所で活躍します。
両面テープ式で設置が簡単なのに加え、目立たない透明タイプもあるため、インテリアを損ねたくない方にもおすすめです。
追加:コンセントガード(ダイソー):
ペットがコンセントに直接触れるのを防ぐためのカバーで、コンセント周辺の安全を確保するのに役立ちます。
取り付けも簡単で、引っ越し先や賃貸でも気軽に使えるのがポイントです。
ダイソー vs セリア|イタズラ防止グッズの違いを比較

ダイソーにある定番ペット対策アイテム
ダイソーでは、太めのコードカバーや電源タップ収納ケースなど、やや大きめサイズの収納グッズが多いのが特徴です。
特にコードチューブの太さや長さのバリエーションが豊富で、複数のコードをまとめるのにも便利です。
また、壁に貼り付けて使える配線モールや結束バンド付きのケーブル収納グッズも揃っており、リビングやテレビ裏の配線をスッキリさせたいときに重宝します。
さらに、ペットが届きにくいように設計されたコンセントカバーもあるため、より安全な環境づくりにも役立ちます。
収納ケース類も種類が多く、DIY感覚で使いこなせるのも魅力のひとつです。
セリアで買える収納・保護系グッズ
セリアは見た目がおしゃれなアイテムが多く、白や透明のインテリアに馴染むグッズが豊富です。
特に配線カバーやコードホルダーはシンプルでミニマルなデザインが多く、インテリアにこだわりたい方にはぴったり。
さらに、コードを可愛くまとめられるアニマルモチーフのクリップや、壁に貼っても目立ちにくいクリアタイプのコードフックなども取り扱っており、目立たず実用性も高いのが特徴です。
100均で手軽に「見せない収納」を実現したい人におすすめです。
それぞれの強みと使い分けポイント
ダイソーは”機能性”や”実用性”に優れており、特に配線をしっかりまとめたい場所や大型家具周辺で活躍します。
一方セリアは”デザイン性”や”インテリア性”が高く、見える場所や部屋の雰囲気を壊したくないスペースでの活用に向いています。
用途や設置場所によって、両者をうまく使い分けることで、機能と美観の両立が可能になります。
コードを噛むクセにはスプレー&しつけグッズもおすすめ
苦味スプレーは効果ある?実体験レビュー
ペット用の苦味スプレーは、猫が嫌がる成分を含んでおり、噛まれると困るものにスプレーすることで「嫌な味がする=かじらないようにする」というしつけに役立つアイテムです。
実際にわが家でも試してみたところ、初日は明らかに警戒して近づかなくなりました。
コードに鼻を近づけた瞬間、くしゃみをしてその場を離れていたので、「これは効いたかも!」と期待していたのですが、残念ながら2〜3日で慣れてしまい、再びかじろうとする様子が見られました。
スプレーの効果には個体差があるようで、敏感な猫には長期間効くケースもあれば、わが家のように「そのうち慣れてしまう」こともあります。
また、家具や布製品には使えないタイプもあるので、購入前に使用可能な素材をよく確認することが大切です。
苦味スプレーは即効性のある補助的な対策として取り入れつつ、他の方法と組み合わせるのが現実的です。
コードから目を逸らさせるおもちゃ・知育グッズ
コードに興味を持たせないためには、「コードより楽しいものがある」と感じさせることがとても大切です。そこで活躍するのが、おもちゃや知育グッズです。
たとえば、紐状のおもちゃは狩猟本能をくすぐるので夢中になって遊びますし、動くボールや光を追いかけるおもちゃは、エネルギーの発散にもなります。
また、知育グッズとしてフードを入れて転がすと少しずつ出てくるボール型のおもちゃもおすすめです。
こういったグッズを定期的に変えて飽きさせないようにすれば、コードへの執着を減らす効果が期待できます。
飼い主との遊び時間も増え、猫のストレス軽減にもつながります。

コードカバーとコンセントカバーの違いとは?
それぞれの役割と使う場所の違い
コードカバー:
配線を保護し、かじられ防止や見た目改善に使うアイテムです。
特にスマホやパソコンなどの細いケーブルに適しており、複数のコードをまとめて整理するのにも役立ちます。
また、ホコリの付着や絡まりを防ぐという点でも効果的で、掃除の手間も軽減できます。
子どもやペットのいる家庭では、コード自体を見えにくくすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

コンセントカバー:
コンセントへのいたずら防止やホコリ対策として使うグッズです。
特にペットがコンセントに興味を持って鼻を近づけたり舐めたりするのを防ぐために重要です。
長時間使用しないコンセントにも取り付けておくと安心です。
最近ではデザイン性の高いものや、抜けにくいロック付きのタイプも販売されています。

どちらを優先するべきかチェックリストで判断
使用頻度が高い場所や、ペットがよく通るルートにあるコンセントにはコンセントカバーを優先して取り付けるのがおすすめです。
一方で、コードがむき出しになっている場所や床に這わせている配線がある場合は、コードカバーでしっかりと保護することでかじり防止や見た目の改善に役立ちます。
両者をうまく組み合わせることで、ペットとの暮らしをより安全に、そして快適に保つことができます。
うさぎや犬にもOK!おすすめのコード&コンセントカバー
複数のペットがいる場合の対策
猫だけでなく、うさぎや小型犬などのペットもコードをかじる習性があります。
特にうさぎは前歯が伸び続けるため、硬いものをかじって歯を削ろうとする傾向があり、コード類はその対象になりがちです。
小型犬の場合は、好奇心から噛んだり遊んだりするうちにコードが破損することも。こうした複数のペットがいる環境では、より広範囲での対策が求められます。
その点で、100均で販売されているコードチューブは非常に便利です。
長さがあるため複数のコードをまとめて保護できるほか、自由にカットして使えるため、複数の部屋や異なるペットの行動範囲にも対応できます。
太さの異なるタイプを使い分けることで、テレビ周りやPCデスク下、充電スペースなど、さまざまなシーンでの応用も可能です。
コストも抑えられるので、予備を含めて複数本用意しておくと安心です。
100均+αで使える市販アイテムも紹介
より本格的な対策を目指すなら、市販のコードカバーや保護チューブも選択肢に加えてみましょう。
Amazonや楽天市場などでは、耐久性が高く、見た目もスタイリッシュなアイテムが数多く取り扱われています。
たとえば、透明でインテリアの邪魔をしないチューブや、柔軟性に富んだシリコン製のカバーは、特に長期間使用する予定の場所に最適です。
さらに、ペット用に設計された専用カバーや、断線防止に特化したグッズなどもあり、飼育環境に応じた最適な組み合わせが可能です。
高評価レビューの多い商品や、実際に使用している飼い主の口コミを参考にすることで、自宅に合った製品を選びやすくなります。
100均以外での対策も検討!安全重視の方法とは
100均では対応できないケース
大型家電の背面やテレビ台、デスク周りなど、目につきやすい場所や熱を持ちやすい家電周辺では、100均グッズではどうしても見た目や素材の耐久性に限界が出てきます。
特に、太くて硬い電源コードや電源タップを複数使用している場所では、簡易的なコードカバーではカバーしきれないこともあるため、信頼性の高い専用製品の導入を検討することが大切です。
通販で買えるおすすめアイテム
ネット通販では、ペット用の電気コードガードやしっかりした構造のケーブルボックスが多数取り扱われています。
ケーブルボックスは、タコ足配線をまとめて収納できるだけでなく、上に物が置けるタイプや通気性に配慮された設計のものなど、インテリア性と実用性を兼ね備えた製品も豊富です。
また、ペット用に設計された電気コードカバーは、耐噛性や難燃性に優れた素材が使われており、安全性が格段に向上します。
さらに、チャイルドロック機能や滑り止めがついたアイテムもあるため、飼い主として安心して使用できるのが魅力です。
購入時にはレビューを確認し、使用シーンに合ったサイズや素材を選ぶことが、長く快適に使うポイントとなります。

自分でできる!コード対策DIYアイデア集

100均のアイテムでできるアレンジ術
結束バンドとすのこを組み合わせてケーブル隠しを作るといった工夫は、100均グッズを活用した代表的なDIYアイデアのひとつです。
すのこを立てて簡易的なコード収納スペースを作るだけでなく、見た目もナチュラルでインテリアに馴染むため、リビングや寝室などでも違和感なく設置できます。
また、面ファスナーで配線を壁に沿わせることで、猫が届きにくい高さや場所にコードを固定でき、かじられるリスクを減らせます。
さらに、ワイヤーネットと組み合わせて立体的な収納にアレンジしたり、小物収納を兼ねた配線カバーとして活用する方法もあり、工夫次第で用途は無限大です。
これらは材料費も抑えられるうえ、カスタマイズも自在なので、住環境やペットの行動に合わせて柔軟に対策できるのが魅力です。
SNSで話題の実例紹介
X(旧Twitter)やInstagramでは、実際に100均グッズを活用して猫のコード対策を工夫している飼い主さんの投稿が多数あります。
特に「#猫のコード対策」「#100均DIY」「#ペット安全対策」などのハッシュタグで検索すると、写真付きでアイデアを紹介している投稿が多く見つかります。
配線を見えにくくするインテリア寄りの工夫から、簡単に作れる手作りカバーまで、リアルな使用例が参考になるものばかりです。
動画やビフォーアフター画像なども投稿されており、初心者でも取り入れやすい方法がたくさん紹介されています。
まとめ
猫がコードをかじってしまうのは、本能的な行動で完全にやめさせるのは難しいもの。
しかし、100均グッズを上手に活用することで、安全な住環境を作ることができます。
コードチューブや面ファスナー、コンセントカバーなど、コスパの高いアイテムはもちろん、DIYやSNSで話題の実例を参考にすれば、見た目も美しく保ちながら効果的な対策が可能です。また、苦味スプレーやおもちゃで注意をそらす工夫も併用することで、より一層の効果が期待できます。
本記事を通して、猫との暮らしの中で「安全」と「快適」を両立するための具体的な方法が見えてきたのではないでしょうか。
ぜひできることから取り入れて、愛猫との安心な毎日を築いていきましょう。