スーパーで見かける1kgの砂糖の大袋は、単身生活者にとっては過剰な量に思えることがありますね。
「こんなに使い切れないよ。絶対余る!」と感じることもあるでしょう。
本当に購入する必要があるのか、根本から考えてしまいますよね。
この記事では、詳しく解説します。
- 単身生活者は1kgの砂糖を買うべきか
- 砂糖が不要な人の条件
- スティックタイプの砂糖で代替できるか
この記事を読めば、無駄遣いをせずに自分に合った砂糖を選べるようになります。
単身者が1kgの砂糖を買っても無駄にならない2つの理由
瓶に入れた上白糖
断言しますが、単身者でも1kgの砂糖を買っても無駄にはなりません。
その理由を2つ挙げます。
- 砂糖には賞味期限がなく、腐ることがない
- 意外と多くの料理に砂糖が使用される
実際に、私はいつも1kgの砂糖を買っていますが、今まで捨てたことは一度もありません。
砂糖は賞味期限がなく、腐らない
砂糖のパッケージには賞味期限の表示がありません。
それは、砂糖には賞味期限が設定されていないからです。
適切な場所に保管すれば、砂糖はいつまでも品質が保たれるので、急いで使う必要はありません。
湿気で固まることはありますが、腐ることはほとんどありません。
そのため、単身生活者でも大袋を購入しても構わないのです。
料理における砂糖の意外な多用
料理をするとわかることですが、多くのレシピで結構な量の砂糖が必要です。
例えば、大さじ1以上を使うことも珍しくありません。
中華料理やイタリアンではほとんど使われないものの、和食には欠かせない調味料と言えるでしょう。
以下はいくつかの例です:
- 甘い卵焼き(卵2個)には、大さじ1の砂糖
- 肉じゃが(2人前)には、大さじ2の砂糖
大さじ1の砂糖は約9gになるため、1kg(1000g)の砂糖で約111回分使用できます。
3日に1回、大さじ1の砂糖を使うとすると、ほぼ1年で使い切ることになります。
単身生活者に砂糖が不要な場合
単身で生活している人が、砂糖をわざわざ買わなくても良い条件は以下の通りです:
- 完全に自炊をしない
- コーヒーや紅茶に砂糖を加えない
砂糖の主な用途は、料理に甘みを加えることと、コーヒーや紅茶などの飲み物に甘みをつけることです。
外食やお弁当で食事を済ませ、コーヒーや紅茶を無糖で楽しむ人には、砂糖は不要です。
単身者向け:スティック砂糖の選択は適切か?
砂糖売り場で目につくスティックタイプの砂糖。量が少なめで個別包装されているため、使い勝手が良さそうですね。普段使いの袋入り砂糖をこれに置き換えようかと考えるかもしれませんが、購入前に少し立ち止まってみましょう。
こちらがそれぞれの砂糖の特徴です:
種類 | 主な用途 | 味の特徴 |
---|---|---|
袋入り白砂糖(上白糖) | 主に料理用 | 濃厚でコクのある甘さ |
スティック砂糖(グラニュー糖) | コーヒーやお菓子作り用 | クセがなく、すっきりした甘さ |
コーヒーや紅茶に使用する場合は、スティック砂糖(グラニュー糖)が適しています。
一方、自炊を考えている場合は、袋入りの白砂糖(上白糖)を選ぶべきです。料理の味を豊かにするため、レシピで「砂糖大さじ1」と指示されている場合には、このタイプが望ましいです。
スティック砂糖(グラニュー糖)は、特にコーヒーやお菓子作りに適しており、他の用途には少し特殊です。
※袋入りの白砂糖(上白糖)は、お菓子作りにはそれほど適していませんが、コーヒーや紅茶を甘くする際には問題なく使用できます。
一人暮らし向け:少量の砂糖を購入する方法
自炊するけど頻度が低いため、1kgの砂糖は明らかに多すぎますよね。
そんな時は、必要な分だけ少量を購入する方法がおすすめです。
- ダイソーで270gの小分けパックを購入
- スーパーで400~500gの中サイズパックを購入
ダイソーで購入する
ダイソーでは、1kgの四分の一量である270gの砂糖が手に入ります。1kgパックよりは割高ですが、少ない量を求めるなら最適です。
スーパーで購入する
スーパーでは1kgの大袋が目立ちますが、実は400gや500gの小袋もあります。これらは保存もしやすく、一人暮らしにはちょうど良いサイズです。
砂糖の代わりになる選択肢3つ
普段あまり砂糖を使わない場合、以下の甘味料が代替として役立ちます。
- オリゴ糖
- メイプルシロップ
- はちみつ
これらはコーヒーや料理にも使えますが、はちみつには特有の風味があるため好みが分かれるかもしれません。
砂糖と塩の取り違えを防ぐ方法
料理に間違えて塩を使ってしまい、結果がしょっぱくなることはよくある間違いです。
このミスを避けるには、三温糖(茶色い砂糖)を使うと良いでしょう。三温糖はカラメル化した上白糖で、特に和食に適しています。
黒糖やてんさい糖、キビ糖も色がついているため、間違えづらくなります。
砂糖の正しい保存方法
砂糖を保存する際は、以下の点に注意しましょう。
密閉容器で保存
一度開封した砂糖は、湿気や虫の侵入を防ぐために、密閉容器に移して保存することが重要です。
常温で保存
砂糖は腐ることがないので、常温で保存します。湿度が低く、直射日光が当たらない冷暗所が理想的です。
砂糖が固まったときの対処法
砂糖が湿気て固まった場合、電子レンジでの加熱は避け、水を含ませたキッチンペーパーを間に挟んで置くことで、砂糖を再びサラサラに戻すことができます。
まとめ
一人暮らしでは、1kgの砂糖が過剰に感じることが多いです。使い方や使用頻度に合わせて、適切な量や種類の砂糖を選びましょう。また、塩と間違えることがないように、色がついた砂糖の使用も考えてみてください。