愛知県岡崎市にある国の天然記念物、奥山田の泣き桜は、1300年前に持統天皇が植えたと伝えられています。
この桜は、17メートルの高さから垂れ下がる花が壮観です。
夜になるとライトアップされ、また違った美しさを楽しむことができます。
春の夜はまだ冷えますが、コートを着ての花見も一興です。
歴史あるこのしだれ桜の美しさと歴史に触れることで、訪れる人々に活力が湧くことでしょう。
今回は「奥山田の泣き桜祭り2025」の見頃やライトアップの時間、さらに周辺施設や駐車場情報を詳しくお伝えします。
奥山田の泣き桜 桜祭り2025の基本情報
◆ 開催期間:3月下旬から4月上旬
◆ 開催場所:奥山田町公民館前、愛知県岡崎市奥山田町屋下28
◆ アクセス方法:
- 電車:名鉄「東岡崎駅」から名鉄バスで奥殿陣屋行きまたは足助行き「北斗台」で下車後、徒歩20分。または「3号公園前」で下車後、徒歩10分。
- 車:伊勢湾岸自動車道「豊田東IC」から国道248号線を利用し、「仁木」交差点を左折、「北斗台口」交差点を右折し、直後に左折して直進。
◆ 駐車場:臨時駐車場があります(祭り開催中は混雑するため、公共交通の利用をお勧めします)
◆ お問い合わせ:岡崎市観光協会(0564-64-1637)
奥山田の泣き桜 桜祭りの見頃と開花状況
例年の見頃は3月下旬から4月上旬です。
名古屋の2022年の桜開花予想は3月25日です。
奥山田の泣き桜 桜祭りの見どころ
この泣き桜は約17メートルから垂れ下がる花が壮観で、近くで見るのも遠くから眺めるのも美しいです。
エドヒガン桜と呼ばれるこの種は、他の桜より1週間から10日ほど早く開花します。
早朝に訪れると、空気が澄んでいて特に美しく感じられます。
夜のライトアップは、寒さを忘れさせてくれるほど魅力的です。
夕方ごろに到着して夕日を背景に桜を楽しんだ後、日が暮れてからのライトアップされた桜を見るのがおすすめです。
奥山田のしだれ桜 桜祭りの交通と駐車情報
桜祭りの期間中は、通常の駐車場に加えて臨時の駐車場が設けられますが、車での混雑が予想されるため、公共交通を利用することがお勧めです。
奥山田周辺のおすすめ観光スポット3選
- 岡崎自然体験の森
- 住所:愛知県岡崎市八ツ木町池ノ上10
- おすすめポイント:広い敷地をのんびりと散策でき、春の暖かな日差しを感じながら過ごすには最適です。
- 岡崎東公園動物園
- 住所:愛知県岡崎市欠町大山田1
- おすすめポイント:規模は小さいですが、動物たちに直接餌をあげる体験ができます。入園無料で気軽に立ち寄れるのが魅力です。
- カクキュー八丁味噌の郷
- 住所:愛知県岡崎市八帖町字往還通69
- おすすめポイント:名古屋で有名な八丁味噌を製造する施設で、味噌の歴史を学び、お土産に味噌を購入することができます。
さいごに
花見は、日本の四季を感じることができる素晴らしい文化です。
奈良時代から続くこの伝統は、桜が咲くと神様が到来するとされる意味合いも持ちます。
特に「さくら」の「さ」は田の神、「くら」は神が座る場所とされています。
時には普段とは違う場所へ出かけて、しだれ桜のような珍しい桜を観賞するのも新鮮で楽しいものです。
奥山田のしだれ桜では、夜になるとライトアップされ、また違った姿を楽しむことができます。ぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか。