お店でもらえるポイントカード、どんどん増えてお財布に入りきらなくなっていませんか?
でも、いざ捨てようと思っても、どう処分すればいいのか迷うこともありますよね。
特に、プラスチック製のポイントカードの捨て方や、捨てる前に退会する必要があるのか、疑問に思う方もいるでしょう。
この記事では、以下のポイントについて詳しく解説します
- ポイントカードの正しい捨て方(種類別)
- 退会せずにポイントカードを捨ててもいいのか?
- ポイントカードを捨てるタイミングや基準
ポイントカードの捨て方
ポイントカードには大きく3つの種類があります
- 紙製のポイントカード
- プラスチック製のポイントカード
- アプリに移行したポイントカード
それぞれの捨て方が異なるので、詳しく見ていきましょう。
紙製のポイントカードは破って捨てる
紙製のポイントカードは、個人情報が記載されていることがあるので、まずは破ってから捨てましょう。
個人情報が分からないように細かく破いた後、燃えるゴミとして通常のゴミ捨てに出せば問題ありません。
プラスチック製ポイントカードは細かく切って捨てる
プラスチック製のポイントカードは、個人情報の漏えいを防ぐため、ハサミで細かく切ってから捨てましょう。
細かく切るのは、個人情報を防ぐためです。
シュレッダーで裁断するのも良いですし、2回に分けて捨てるのも安全な方法です。
切ったプラスチックカードは、プラスチックごみとして回収日に出します。
燃えるごみにプラスチックを混ぜて捨てるのは避け、きちんと分別するようにしましょう。
ポイントカードをアプリに移行したあとカードは捨ててもいいのか?
最近は、ポイントカードがアプリに移行しているお店も増えています。
不要になったカードは捨てても良いですが、念のため保管しておくことをおすすめします。
店舗によってはアプリに対応していなかったり、アプリが読み込めないときにカードが役立つ場合があるからです。
もし、アプリに切り替えた後カードが使えなくなるのであれば、処分しても問題ありません。
これらの方法を使って、スマートかつ安全にポイントカードを整理しましょう。
ポイントカード整理の7つのステップ
ポイントカードを持っていると、その店を使わなければと感じさせられ、結果的に無駄遣いをしてしまうことがあります。
ポイントカードの整理には、その方法を知っているかどうかで、結果が大きく変わります。
効率的に整理を進めるためのポイントを押さえておきましょう。
ステップ1:有効期限の確認
まずは、ポイントカードの有効期限をチェックします。
財布の中を圧迫しているカードの中には、すでに有効期限が切れているものもあります。
期限が定められたカードは、無駄な消費を促す戦略として使われることが多いため、期限が切れたカードは早めに処分することをおすすめします。
ステップ2:個人情報の安全管理
ポイントカードには個人情報が登録されていることが多く、単にカードを捨てるだけでは情報が残ります。
退会や解約の手続きをすることが必要です。
また、カードに登録することでDMやメールマガジンが送られてくる場合があるため、これが面倒なら最初から作らないようにするのも一つの方法です。
ステップ3:カードの必要性の再検討
所有しているポイントカードが本当に必要かどうかを見直しましょう。
多くの場合、アプリなどでデジタル化することが可能です。アプリが同様の機能を提供していれば、カードを処分しても問題ありません。
ステップ4:手間とリターンの比較
カードを維持するための手間と、そのカードから得られる利点を比較してみてください。
手間がかかりすぎるカードや更新が必要なカードは、その価値を十分に提供していない場合があります。
そのようなカードは整理することを検討しましょう。
ステップ5:頻繁に利用する店のカードを保持
日常的に利用する店のカードは、お得に買い物ができるため保持しておくと良いでしょう。
しかし、あまり利用しない店のカードは、ポイントを効率よく貯めることが難しく、期限切れの原因にもなります。
利用頻度が低いカードは処分を検討します。
ステップ6:アプリの活用
デジタル化されたアプリを使用すると、カードと同じサービスを受けることができますが、さらに特典があることもあります。
アプリを活用することで、財布のスペースを節約し、支払いもスムーズに行えます。
ステップ7:一度にすべてを出して整理
一度、財布の中のポイントカードをすべて出してみて、どれを頻繁に使用しているか、あまり使っていないかを確認しましょう。
よく使うカードのみを再び財布に戻し、それ以外は保持をやめましょう。
利用頻度が低いカードは、特に処分を検討することをおすすめします。
ポイントカードを退会処理せずに捨てても大丈夫?
退会手続きをせずにポイントカードを捨てることは、必ずしも問題がないとは言い切れません。
理由は、企業ごとに個人情報の管理方法が異なるためです。
ただし、多くの人は退会手続きをせずにカードを捨てているのが現状です。
実際に、退会せずに捨てたことで大きな問題が起きたという話はあまり聞かれません。
それでも不安な場合は、退会手続きをしてからカードを捨てることをおすすめします。
特にクレジット機能が付いている場合は、必ず退会手続きを行うようにしましょう。
ポイントカードを捨てる前に残高確認を
カードを捨てる前に、残っているポイントがどれくらいあるか確認しておきましょう。
思っていたよりもポイントが貯まっていることに気付くかもしれません。
不要だと思っていたポイントカードでも、貯めたポイントを使わずに捨てるのはもったいないですよね。
そうならないために、カードを処分する前にポイントを使い切ってから捨てるのがおすすめです。
ポイントカードを捨てるタイミング
どのポイントカードを捨てるか迷ったときの基準は、基本的に「もう使わなくなったとき」です。
具体的な例をいくつか紹介しますので、参考にしてください。
お店が閉店した場合
お店が閉店してしまうと、そのお店のポイントカードは使えなくなるため、捨てて問題ありません。
引っ越しや利用しなくなった場合
引っ越しなどでそのお店に行く機会がなくなった場合や、もう通うことがないときも、ポイントカードは不要になりますので、捨てて大丈夫です。
有効期限が切れた場合
ポイントカードの有効期限が切れてしまった場合も、使えなくなるため、処分して良いでしょう。
新しいカードを発行した場合も、古いカードは処分しましょう。
利用頻度が低い場合
お店にあまり行かず、ポイントがたまらない場合は、そのカードを持っていても意味がありません。
お財布の中でかさばるだけなので、こういったカードは処分してしまいましょう。
ポイントを貯めてもメリットがないと感じたとき
お得だと思ってポイントカードを作っても、実際に使ってみてメリットが感じられない場合は、捨ててしまって構いません。
例えば、ポイント交換で希望の商品がないなど、自分にとってメリットがない場合は、持ち続ける必要はありません。
ポイントカードをアプリで管理するメリットとデメリット
ポイントカードをスマホのアプリで管理する利点は、紙やプラスチックのカードを持ち歩く必要がなくなることです。
これにより、財布がすっきりし、持ち運びが便利になります。また、使用頻度が低いカードを家に忘れたり、失くしたりするリスクも減少します。
必要な時にすぐアプリからカードを提示できるので、ポイントを逃すことがありません。
さらに、多くのポイントカード管理アプリは割引クーポンの提供など、追加の特典が利用できるため、新規顧客の獲得やリピーターの増加にもつながります。
しかし、スマホのバッテリーが切れた場合にはアプリを利用できないというデメリットがあります。
また、全ての店舗がアプリに対応しているわけではなく、アプリがアップデートされた際には再ログインが必要になることもあります。
アプリが使えない時は、会員番号や電話番号を伝えてポイントを獲得する方法もあるので、このような対策を顧客に事前に案内することが推奨されます。
ポイントカード管理アプリの選び方
ポイントカードをアプリで管理する方法には、各店舗専用のアプリを使う方法と、複数のカードを一元管理できるアプリを使う方法があります。
それぞれのアプリの特徴を理解した上で、自分にとって使いやすいものを選びましょう。
便利なポイントカード管理アプリ5選
ポイントカードをアプリで管理することで、カードの整理だけでなく、日々のショッピングも快適になります。
これらのアプリには、カード単体では利用できない機能や特典が含まれており、スマートフォンひとつで全てが完結します。
財布の中のカードでごちゃごちゃすることなく、スマートに支払いができますので、ポイントカードのアプリへの移行を検討してはいかがでしょうか。
1. Tポイントアプリ
Tポイントアプリを利用すれば、決済とTポイントの提示を同時に行うことができ、非常に便利です。
地図上でポイントを獲得できる店舗を表示したり、より多くのポイントを得られるクーポンも利用可能です。
さらに、毎日の買い物でスタンプを集め、商品と交換できる「Tスタンプ」機能も魅力の一つです。
2. dポイントクラブアプリ
dポイントクラブアプリは、アプリに表示されたバーコードを店舗でスキャンするだけでポイントが貯まります。
位置情報機能を利用して、近くでポイントを使える店舗を探すこともできます。
独自のお得なクーポンを活用して、さらに賢く買い物を楽しめます。
3. 楽天ポイントカードアプリ
楽天ポイントカードアプリを使えば、支払いごとにポイントを獲得でき、地図上でポイント利用可能な店舗を簡単に確認できます。
キャンペーンに参加することで追加ポイントがもらえるなど、さまざまな特典があります。
また、楽天カードとも簡単に連携可能で、より便利に使用できます。
4. Pontaカードアプリ
Pontaカードアプリを使用すれば、カードと同じようにポイントが貯まります。
アプリでいつでもポイント残高を確認できるほか、特別なクーポンも利用できるため、さらに快適に買い物をすることができます。
さらに、au PAYを起動する機能も搭載しており、国内外での利用が可能です。
5. LINEマイカード
LINEマイカードは、複数のポイントカードをデジタル化して一元管理できる便利な機能です。
LINE Payと連携して、スムーズに支払いが行えます。さまざまな種類の店舗で利用でき、カスタマイズが可能です。
また、店舗ごとに提供されるクーポンを利用すれば、さらにお得に楽しく買い物ができます。
複数の店舗のポイントを一元管理できるアプリ
複数のポイントカードを一元管理できるアプリもあり、異なる店舗のカードを一つのアプリで管理できるため、非常に便利です。
利用できる店舗が多いほど、その便利さを実感できるでしょう。
スマートフォンの買い替えとアプリの引き継ぎ
スマートフォンを新しくした場合でも、ほとんどのアプリは登録情報とポイントを紐づけているため、新しい端末でログインするだけでポイントの引き継ぎが可能です。
ただし、一部のアプリではポイント以外のデータは引き継げないため、買い替え前にはデータのバックアップを取っておくと安心です。
まとめ
ポイントカードの処分方法や捨てる基準についてまとめましたが、参考になりましたでしょうか。
- 紙やプラスチックのカードは、個人情報が漏れないように細かく切って捨てる
- アプリに移行したカードは、保管しておくのがおすすめ
- 個人情報が心配な場合は、退会手続きをしてから捨てる
- 捨てる前にポイント残高を確認する
- ポイントカードを捨てるタイミングや基準5つ
不要なポイントカードをお財布に入れていると、財布の中がかさばってしまいます。
ポイントカードを整理して、お財布もすっきりさせたいですよね。
お財布の中身を整理して、すっきりした状態を保つことをおすすめします。