山陰地方で最も広い池泉回遊式の日本庭園である由志園は、春には牡丹が有名ですが、秋の紅葉も非常に美しくおすすめです。
毎年11月中旬から12月初旬にかけてが見頃で、園全体が鮮やかな紅葉に包まれる様子は見応えがあります。
夜間には特別にライトアップされ、ライトに照らされた紅葉が池の水面に映り込み、幻想的な景色を作り出します。
この時間帯の訪問が特にお勧めです。
アクセスに関しては、園内には300台を収容可能な無料駐車場がありますが、紅葉シーズンの休日には特に混雑が見込まれます。
混雑を避けて楽しみたい場合は、平日や夜のライトアップ時間に訪れることをお勧めします。
訪問は午前中や日没前が理想的です。
今回は、由志園の紅葉の見頃や夜のライトアップ、アクセス情報を詳しく解説しました。
由志園の紅葉とライトアップについて
由志園は、島根県松江市八束町にある池泉回遊式の日本庭園で、広さは4万平米以上に及びます。
この庭園スタイルは、池や築山などが配置されており、散策しながら様々な景観を楽しむことができます。
入園料は季節によって異なるため、訪問前に公式サイトで確認することをお勧めします。
春は3万輪の牡丹が園を彩りますが、秋には300本以上のイロハモミジやドウダンツツジが色づき始めます。
色づきは10月下旬から始まり、11月から12月にかけて最も美しい状態を迎えます。
全園が赤やオレンジ色に染まり、多くの訪問者を魅了します。
11月の後半には、落ち葉が地面に広がり、「下紅葉」と呼ばれる美しい光景を見ることができるのも大きな魅力の一つです。
由志園での紅葉シーズン:夜間鑑賞とアクセスガイド
由志園では紅葉のシーズン中、特別な夜間鑑賞会が開催されます。
日没後、園内の紅葉がライトアップされ、昼間とは一味違う幻想的な景色を楽しむことができます。
ライトアップされた紅葉が池に映り込む様子は特に美しく、訪れた際にはぜひ写真に収めたい光景です。
2023年のライトアップの具体的な日程は未定ですが、11月11日から11月30日の間に開催される予定です。
入園料は1,200円となっています。
スケジュールの変更の可能性もあるため、訪問前には由志園の公式ウェブサイトで最新情報を確認することをお勧めします。
由志園へのアクセス方法と駐車場情報
由志園へは、JR松江駅から市営バスで「八束町・由志園入口」バス停で下車し、そこから徒歩で約5分です。
バスの旅は全体で約1時間かかります。
バスの運賃や時刻表については、松江市交通局のウェブサイトでご確認いただけます。
過去には、土日祝日の夜間に松江駅と由志園を結ぶ無料のシャトルバスが運行されていました。
今後もこのサービスが利用可能かどうかは、情報をチェックすると良いでしょう。
車でのアクセスの場合、以下の場所からの所要時間が目安です:
- 米子駅から約40分
- 松江駅から約25分
- 境港駅から約15分
- 米子ICから約40分
- 松江玉造ICから約30分
- 西尾ICから約12分
園内には最大300台の車を収容できる無料駐車場が完備されていますので、車で訪れる際には便利です。
由志園の駐車場情報
(駐車台数:最大300台)
由志園の紅葉シーズンの混雑状況
由志園の紅葉シーズンでは、広い園内はそれほど密になることはありませんが、駐車場の混雑は避けられないことがあります。
混雑を避けたい方は、休日よりも平日に訪れるのがおすすめです。
訪問の時間帯については、午前中が空いている傾向にありますので、早めの時間に行くと良いでしょう。
また、夜のライトアップを見る場合も、平日が比較的空いておりおすすめです。
休日に訪れる場合は、日没直後(17時頃)が比較的スムーズに入園できる時間帯とされていますので、この時間に訪れることを考えてみてください。
まとめ
牡丹で有名な由志園ですが、秋には園全体が赤やオレンジに色づく紅葉が見られ、昼と夜で異なる印象を楽しむことができます。
夜はライトアップされた紅葉が特に幻想的で、秋の訪問にぴったりです。
由志園の紅葉の見頃は通常、11月中旬から12月上旬です。
混雑を避けたい場合は、平日の午前中やライトアップ時に訪れると良いでしょう。
訪問予定の際は、最新情報を公式ウェブサイトでチェックしてください。
以下に由志園の基本情報を記載します:
- 住所:島根県松江市八束町波入1260-2
- 電話番号:0852-76-2255
- 公式ウェブサイト:由志園公式ウェブサイト(リンクは各自でアクセスしてください)