グリーン車のトイレの位置について気になったことはありませんか？
グリーン車というと、何だか特別な気分になりますよね。
新幹線を思い浮かべがちですが、実は首都圏のJR東日本の一部通勤列車にもグリーン車が存在します。
今回は、そんなグリーン車のトイレの位置と、普通車からもアクセスできるかどうかについてお話しします。
グリーン車のトイレはどこにある？
首都圏のJR東日本が運行する列車は、10両または15両編成が主です。
その中で、4号車と5号車がグリーン車として設定されています。
グリーン車にはトイレが設置されており、具体的には5号車に近い4号車の位置にあります。
4号車の乗客は5号車に向かって歩けば、トイレに辿り着けますし、5号車の乗客は4号車に向かって歩けば同様です。
路線によってトイレの位置は異なるの？
通常、グリーン車のトイレは4号車や5号車に設けられています。
向かい側には化粧台も完備されており、特に女性にとっては便利な設備と言えるでしょう。
このトイレの位置は多くの路線で共通しているため、普段利用しない路線でも迷うことなく利用可能です。
上野東京ラインと湘南新宿ラインのグリーン車にあるトイレの位置は？
まずは上野東京ラインの列車内トイレについてお話ししましょう。
このラインの全列車にはトイレが完備されています。
具体的には、E231系とE233系の両車両タイプで、1号車、4号車、11号車にトイレが設置されています。
さらに、いくつかの列車では6号車か10号車にもトイレがありますが、グリーン車専用のトイレは4号車にあります。
上野東京ラインは基本的に近距離利用者が多いため、列車内のトイレを使う人は少ないですが、急な場合には便利です。
また、駅間が短いので、途中の駅でトイレを使うという選択も可能です。
次に、湘南新宿ラインのグリーン車内トイレの位置について説明します。
こちらのラインでは4号車と5号車がグリーン車に設定されており、トイレは5号車に設置されています。
他の車両では、1号車、6号車、11号車にトイレがありますが、E233系の場合は10号車にもトイレがあることがあります。ただし、6号車のトイレは車両によっては設置されていない場合もあるので注意が必要です。
一般的には洋式トイレが多いですが、中には和式トイレが設置されている車両もあります。また、1号車と11号車には車イス対応トイレがありますが、グリーン車のトイレは車イス非対応となっています。
東海道線と他の路線のグリーン車トイレの詳細
東海道線をはじめとするいくつかの路線でのグリーン車内トイレの位置と設備についてご紹介します。
東海道線におけるグリーン車は4号車と5号車にあり、この間に設置されたトイレは男女共用の洋式です。
小便器はなく、化粧台が設けられています。
また、グリーン車以外では1号車と11号車にトイレがあり、一部の車両では6号車や10号車にもトイレが設置されています。
宇都宮線のグリーン車トイレはどこにある？
宇都宮線においても、グリーン車は4号車と5号車に設定されており、トイレは5号車にあります。
その他のトイレは1号車や11号車、場合によっては6号車や10号車に配置されています。
グリーン車のトイレは、特定の時間帯にグリーン車チケットを持っていないと利用できない場合があります。
高崎線のグリーン車トイレの位置
高崎線では、トイレは1号車、5号車、11号車に設置されており、一部の車両には6号車か10号車にもあります。
こちらの路線のグリーン車は4号車と5号車で、5号車に設置されたトイレがグリーン車専用となっています。
グリーン車のトイレは主にグリーン車の乗客向けですが、他の車両の乗客が使うことについて明確に禁止されてはいません。
常磐線グリーン車のトイレはどこにある？利用規則は？
常磐線のトイレ設備には特別な注意点があります。
この路線にはトイレがない車両も存在しています。
例えば、上野や品川から土浦方面へ向かう青い列車にはトイレが設置されていますが、上野や品川から取手や成田方面へ向かう緑の列車にはトイレがありませんので注意が必要です。
トイレがある列車では、1号車、10号車、11号車にそれぞれ設置されています。
グリーン車では通常、4号車と5号車にトイレがあり、特に5号車に設置されています。
グリーン車のトイレは普通車の乗客も使えるの？
グリーン車のトイレについては、「グリーン車の乗客専用」とされていますが、「普通車の乗客の利用禁止」とは明言されていません。
ただし、グリーン車への立ち入りはグリーン車のチケットを持つ乗客に限定されていることが多く、場合によってはグリーン車の連結部分が施錠されていることもあるため、実際には普通車の乗客がグリーン車のトイレを利用することはできません。
列車内でトイレを利用する際は普通車のトイレを使うことが基本です。
グリーン車のトイレは化粧台が付いており、内装にもこだわりがあります。
この設備はグリーン車の料金に含まれているため、特別な料金を支払ってグリーン車に乗る乗客は、普通車の乗客がグリーン車のトイレを利用することを望まないかもしれません。
ルールだけでなく、モラルやマナーからも、グリーン車に乗っていない時はグリーン車のトイレの利用を控えるべきでしょう。
グリーン車のトイレを特例で使用できる状況
通常、グリーン車のトイレは普通車両の乗客が利用することはできませんが、特定の状況では例外的に使用が許可されることがあります。
緊急時の医療的な必要がある場合
人間の体調は予測できないもので、急に強い尿意や便意を感じることがあります。
もし列車に乗ってすぐに我慢できないほどの状況になったら、周囲に気を使いつつもグリーン車のトイレを使うこともやむを得ません。
できれば、グリーン車のスタッフに事前に伝えるべきですが、状況がそれを許さない時は迅速に対応することが必要です。
緊急時には、通常の規則を超えて実害を防ぐことが優先されます。
他のトイレが使用不能の場合
もし普通車のトイレが故障で使えなくなっている場合は、グリーン車のトイレを使うことが許されるかもしれません。
特に、自分のいる車両の近くのトイレが壊れていて、他のトイレに行くまでの時間がない時は、グリーン車のトイレを利用することが適切な解決策になります。
このような状況では、まずは車掌や鉄道スタッフに事情を説明し、指示を求めるべきです。
これらの例外的な状況でグリーン車のトイレを使用する場合でも、可能な限り車内のスタッフに確認し、許可を得てから利用することが望ましいです。
これにより無用なトラブルを避けることができます。
まとめ
今回は電車内のトイレに関する情報を、特にグリーン車と普通車両のトイレに焦点を当ててお届けしました。
グリーン車のトイレは豪華で、利用すると特別な気持ちになれることが魅力です。
そのため、使ってみたいと思う気持ちもわかりますが、グリーン車の乗客でない場合は、基本的には立ち入りを控えるべきです。
一方で、普通車両にもトイレは設置されており、どの路線でも基本的なトイレの位置は変わりません。
これにより、どの電車に乗ってもトイレの位置を容易に見つけられるのが便利です。
