青い絵の具がなくなったらどうしましょう？
特に風景画では、空や海、川を描くときに青色をよく使いますが、使いすぎてしまうこともあるでしょう。
この記事では、青色の代替方法や、青がない時の対処法、さらに青色の自作方法について詳しく解説します。
青は三原色の一つで、他の色を混ぜて作ることはできません。でも、青が足りないときの対策方法をいくつかご紹介しましょう。
青色の作り方
青色は基本的な色で、他の色を混ぜて作ることはできませんが、不足した場合の解決策を見ていきましょう。
青色の代替方法
手持ちに水色や紺色があれば、これらを使って近似色を作ることができます。
完璧な青ではありませんが、似た効果を得られるでしょう。
購入するのがベスト
もっとも簡単な方法は、青色の絵の具を購入することです。
これで求めている正確な色をすぐに得られます。
青色絵の具の成分
青色の絵の具には青色顔料が使われています。
高級な顔料には、ラピスラズリやアズライトなどの天然鉱物が含まれますが、市販の絵の具では主に合成ウルトラマリンが使用されており、カオリナイトと硫黄で作られています。
青色の特性を理解し、その知識を活用して、より豊かな表現を試みてみてください。
青色系の色の作り方
青色系には様々なバリエーションがあります。
単一の「青」だけでなく、その派生色も絵を描く上で必要です。
ここでは、色々な青色系の作り方を解説します。
群青色の調合方法
- 水色に赤紫色を加えて群青色を作ります。
- この際、赤よりも青を多めにすることが大切です。
水色の作り方
- 基本の青に白を混ぜることで水色ができます。
- 白を加えることで、明るい青色になります。
藍色の調合方法
- 青に黒を少量加えるか、青に緑を加えることで藍色を作ることができます。
- 藍色の深みは、加える黒や緑の量で調整します。
ターコイズブルーの作り方
- 水色に黄色を加えてターコイズブルーを作ります。
- 緑がかった青色がターコイズブルーで、青が主体の色になるように少しずつ調整することが重要です。
瑠璃色の調合方法
青に赤紫やピンクを加えることで瑠璃色が作れます。 瑠璃色は赤みを帯びた青で、赤系の色を少量加えて作ります。まとめ
青色を直接作ることはできませんが、他の色を使って代用することができます。
ただし、正確な色を求める場合は購入することをお勧めします。
青色を使った混色の知識を身につければ、表現力が増し、より鮮やかな絵を描くことができるでしょう。
ぜひ、色彩豊かな作品作りを楽しんでください。
